ボウリング 両手投げにトライしようと思っている方へ

ボウリング 両手投げをしてきた経験から

苦戦につぐ苦戦①

前回の記事で、「若くない」と書いたが、ボウリングを本気ではじめた時にはすでに40歳を過ぎていたし、両手投げは40代も後半になってからのチャレンジだった。

カップリストができないことはすでに書いているが、スポーツ歴から齢の割には筋肉量があるために体が固いのと、加齢による体の固さが相まって、両手投げにおいては苦戦することになった。「苦戦」どころか「苦難の道」かもしれない。

40代になっている方に両手投げはオススメしない。加齢によるどうしようもない体の固さは不利にはたらくし、のちに書くが「足を重傷」してしまったこともある。

ベルモンテなどの両手投げでよくあるのが、(右投げの場合)右腕を曲げてボールを抱え込む動作だが、右腕の力こぶが有りすぎてこの抱え込みが上手くいかない。そのために如何にも抱え込むタイプの両手投げはあきらめることにした。

また、カップリストができないのならば、最初から肘を直角に曲げて手のひらを上に向けボールを持つようしてみた。体の前でこのようにして両手でボールを持つのならば、楽に持つことができる。だが、体の前からバックスウィングをすると、「左手が短い」ためにボールを支えることが上手くできない。またこの方法だと、抱え込みのバックスウィングが難しいため体に無理が生じてしまうのだ。

そこで、左手の短さをカバーするために、直角にした右腕の指先をピン方向に向けて構えてみた。これは上手くいったのだが、筋肉量がある人にとって、「肘を曲げた状態で静止する」というのは困難である。ちなみに、女性がよくやっている「曲げた肘にバッグのヒモを通して持つスタイル」を多くの男性は長時間できない。ヘタすると「筋断裂」をおこしてしまう。筋肉量がある人ほど困難であり、俺は「右腕の力こぶを肉離れ」してしまった。1ゲームで多ければ20回ほど静止する際の負担は大きかった。

ケガをすると練習ができなくなる。上達が遅れ、焦慮にかられることになる。